「お前はラーメン屋の回し者か!」とか

「アルさん、次のタイトルはこれでしょ?」とか

どなたか鋭い指摘をしてくださるかなーと
淡い期待を抱いておりました。

皆さん。
そろそろ気づいてもいい頃です・・・が
誰からもそんな指摘を受けませんでした。

やっぱりこのブログを読んでくださる物好きな人って少ないのかな。

マイノリティの中のマイノリティ。

---

失恋。

あまり経験したくはありませんが
自分の過去をたどれば
いくつもの「失恋」が発掘されます。

失恋してしまったら
そこから立ち直らなくてはなりません。

這い上がらなくてはなりません。


過去にお付き合いした中で
もうこれ以上ないというくらいの恋情を抱いた女性が1人いました。

幸せにはなれないと言われ 別れました。
これは相当きつい。

立ち直るまで ものすごく時間がかかりました。


そこから這い上がるまでの 長い、長い時間。
私がそこでした一連の流れは
マニュアルにあるかのように一般的でした。


1.流す

彼女以外の人には 絶対に泣いているのを見られたくなかったので
人のいないところで泣きました。

家でもまた同じ。

夜 布団に入ってから 眠りにつくまで。
朝 明るくなってきて 眠りから覚めたら。

泣こうと思って泣くわけでなく
もはや涙は勝手に流れます。

一番きつかったのは 朝です。
起きてすぐは ぼんやりしていて何も感じないのが
だんだん頭がはっきりしてきて
「あ、私たちはもう別れたんだ」と再認識したとき
とてつもなく暗く 寂しい気持ちになりました。

こんなに明るくて いい天気だというのに。


家族に涙を見られるのが嫌で
トイレに閉じこもって泣いたりもしました。

涙でもトイレの水でも何でもいい。
失恋の痛みを ジャーッと流してくれたらいいのに。


2.話す

なぜだか 親しい友だちではなく
それほど親しくはない友だちに打ち明けました。

「振られた」と 相手が同性であることだけを隠し
冗談っぽく訴えました。

いざとなったら この友だちから離れてしまえばいい、という
ズルイ考えがあったのかもしれません。

友だちは
「アルを振るなんて、なんて男なの!」と憤慨していました。

いや、男じゃないんだけど と思いながらも
その友だちの存在が有難かった。

人に言わなければおそらく
「これは夢だ。私とあの人は今も一緒にいられるんだ」と
妄想したままでいたかもしれません。

人に言うことで とにかく自分が1人になったという事実を
嫌でも認めることができるようになりました。


3.時間を埋める

ぼんやりしていると 涙が出てきてしまうので
別のことに集中しようとしました。

当時は手元にバイクがあったので
湾岸線や県境の山道なんかを走り回り
アクセルを開けることだけに集中しました。

運転は下手だったので
そのうちガードレールを突き破って落ちるかも、でもまぁいいや、と
無責任に考えていましたが
幸いなことに何も起こらず。

やがて ツーリングの楽しさに目覚め
北海道をバイクで走ることができたのは 失恋のおかげか。


好きな音楽を聴くのもまた
時間を埋める手段です。

元気の出るような曲を聞いたり 歌ったりして
その瞬間だけでも失恋の痛みを忘れようと。

ただ うっかりしていると
痛んだ心にじわっと侵入しようとする曲もあります。

ある時 こんな曲が流れてきました。

 この傷が見える?
 痛みならいつか消えると わかってる
 でも君は もう僕に微笑まない

なんですか、これ?
私のことですか?
痛いなぁ・・・

それでも聴いているうちに
悲劇の主人公のように錯覚している自分が
やたらと恥ずかしくなり
だんだん笑えてくるのは 心に余裕ができてきた証拠でしょうか。


4.考える(整理する)

なぜ こういう結末(失恋)になったのか
落ち着いて考えるようになりました。

ある一点だけしか見えていなかったのが
だんだん余裕ができて 周りも見えるようになる。

昔 読んだ短編集に
こんな話がありました。

「おダンゴ」に生えるカビの実験をしています。

火と、いくつかのダンゴがあります。
火に近いダンゴや 火から離れすぎたダンゴには
カビは生えてきませんが
火から適度に離れた場所にあるダンゴには
カビがびっしり生えています。

実験をしている生徒と先生の会話で

・ダンゴに適度な温かさと湿り気があれば カビが生えること
・カビは放っておくと ダンゴの中に入り込んでしまうこと
・時がたつと カビは胞子を遠くに飛ばしたりすること

ということが説明されます。

先生は生徒に 1つのカビをピンセットで取り出し観察するよう指示します。
おダンゴを食べたい生徒の一人が 思わずよだれを垂らします。

次の場面では 集中豪雨が続くことに愚痴をこぼす人々。
続けて 巨大なピンセットが上空から現れ
1人の男をつまみ上げていくというのが この話のオチです。


私が感じたのは
「人間はちっぽけなカビ。カビの悩みなんてたかが知れている」
ということではなく

「地球ってダンゴなんやー。おいしいかな?」
という しょうもないことでした。

それから 究極のミニチュアにわくわくしました。
だって手のひらサイズの地球ですよ。
人差し指と親指でつまめる地球ですよ。
そこにぎっしりカビが生えているのですよ。

ダンゴをつまんだ自分を想像しました。
やっぱり笑えてきました。
もう少しです。


5.時間が解決する

人間の脳は「忘れる」ことが可能。
時間がたてば 失恋のことは覚えていても
その当時の痛みを忘れています。

私はもともと忘れっぽいのですが
この大きな失恋の痛みは 絶対に消えないと信じていました。

でも、だんだんと 覚えている時間より忘れている時間のほうが増えてきました。

もっともっと時間がたてば
もっともっと忘れる。
むしろ 忘れてしまうのが惜しいという気にさえなってくる。

そして 新しい存在を見つけるのです。

---

なぜ こんなことをつらつらと書いているのでしょう?


実はこの「付き合っている人と別れる」以外にも
失恋するときはあるのです。

もともと何も始まっていないのに
失恋するということ。

それについては また後日。



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拍手コメントくださった・・・


★ローラさんへ
はじめまして。
読んでくださってありがとうございます。
号泣・・ですか・・・
それでは、今度はローラさんに笑ってもらえるような
記事を書けるようになりたいです。
と言いつつ 今日は失恋のことを書きましたが・・
次こそは! また来てください!

★Yさんへ
ティーダ、いいじゃないですか!
あれもまたオトナのクルマですよね。
ガッツリショートって、いったいどのくらいの・・^^;
しかしそれでは 勉強に集中できませんねぇ。笑




※参考文献 「ようこそ地球さん/食事前の授業」:星新一著 より
2012.06.18 Mon l 過去にあったこと l コメント (14) l top

コメント

No title
タイトルに隠された謎。
謎をかけられて、考えました。

カビの生えた団子は公転しかしませんが、失恋後のアルさんも
地球のように自転なさっていたのですね。
嗚咽を隠してくれる布団の厚みが、やけに有難く感じる夜。
ココロの生傷が、酸素濃度まで薄くする息苦しい日々。
客観視できるようになるまでの道のりは、身に覚えがあります。
私も日々自転の毎日ですから。

結局、謎は寝ぼけた頭では解らず、朝も早よから調べました。

答えは、案外あっさり出るものですね。
次のタイトルは、大東か西宮か、はたまた立川か。
もちろん続きも楽しみにしておりますとも。
2012.06.18 Mon l ♪ねこ♪. URL l 編集
No title
生傷はいつかかさぶたになって、そのうちポロっと剥がれおちて、深い傷であればあるほどそこには痕が残って。
たまにその古傷の痕をみると切なくなります。
でも、その古傷さえも「愛おしい」と一緒に眺めてくれる人がいるというのは幸せなことっだなぁと思ったりします。

ふふふふ、次回のタイトル、
立川あたりが私としては好きですが、
でも大東や西宮あたりでも楽しくなりそうですね。
何になるのか、楽しみにしています。
2012.06.18 Mon l ハル. URL l 編集
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2012.06.18 Mon l . l 編集
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2012.06.18 Mon l . l 編集
Re: No title
> ♪ねこ♪さん

関西圏の人間でもわからないかもしれないのに
悩ませてしまってすみません。

人よりも傷の数は多いはずなのですが
やっぱりたくさん忘れてしまっています。
忘れないと日々を過ごすのが大変です。

地球のように自転って・・・
なぜかバレリーナのようにくるくる回っているねこさんを想像してしまうのは
ブログを読みすぎて影響を受けている証拠でしょうか。
2012.06.19 Tue l アル. URL l 編集
Re: No title
> ハルさん

私の場合、親しい人ほど 傷は見せたくないと思うのです。
痛みは自分だけ感じていたらいいと。
逆に親しくない人には 簡単に見せてしまったりします。
これもまた「不調和」です。

ハルさんには、その傷を一緒に感じてくれる人が身近にいるのですね。

ええっと、次は西宮・・・
2012.06.19 Tue l アル. URL l 編集
Re: No title
> 非公開Yさん

ぜひそのティーダで遠出してください。
梅雨の時期、晴れ間を逃さないように・・・

韓流スターですか?
ええっと、イケメン、と。
私もガッツリと髪を切ってみたいのですが
たぶん顔に似合わないだろうと二の足踏んでいます。

実らせようとしないで諦めるのもまた失恋だと思うのです。
その件についてはまたいずれ書きますね。
2012.06.19 Tue l アル. URL l 編集
Re: 超長文。すみません。
> 非公開hさん

hさん、コメント欄にブログが展開されていてビックリしました。
しかも非公開。
これは私だけが読者の 完全なるブログですね!

誰でも「忘れる」のでしょうけれども
実際にあったこと、事実を忘れるというより
そのときに感じた痛みを忘れるのではないかと思っています。

俗に言う「いい思い出しか残らない」
そんな忘れ方ができたら 最高です。

hさんに 前に進む勇気を持つための
少しばかりの材料を。
これから書いていけたらいいと自分で思います。
hさんの非公開ブログも楽しみにしています。
2012.06.19 Tue l アル. URL l 編集
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2012.06.19 Tue l . l 編集
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2012.06.19 Tue l . l 編集
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2012.06.20 Wed l . l 編集
Re: No title
> 非公開hさん

別れた恋人と どうしても会わざるを得ない日々が続くと
とても消耗します。
でも時間がたつと その人が10人の中の1人となるんです。
それまで 唯一の存在だったのが。

もっと強くなりたいのは、私も同じです。

そういえば、ずっと返事するのを忘れてたんですが
HNのアルは、アルファードのアルじゃないですよ!
あまり深い意味はないのでアル。
2012.06.23 Sat l アル. URL l 編集
Re: No title
> 非公開Sさん

本当にお久しぶりです。お元気ですか?
最近お見かけしないので 仕事しすぎで倒れてるのではと心配していました。

Sさんは最近、何か変化があったんでしょうか?
涙するようなこと、とか?

はいはいー。笑える記事ですね。
実は非公開でいただくコメントの中に 笑える要素がたくさんあったりします。
非公開で私しか読めないので ほんまに勿体ないなーと思っています。
Sさん、またお越しくださいね。待ってます。
2012.06.23 Sat l アル. URL l 編集
Re: No title
> 非公開Tさん

はじめまして。
コメントへのお礼が遅くなり 申し訳ありません。

初めていただいたコメント、紹介したい部分があったので
Tさんの了承を得ないまま公開・・・

> 自分も辛い経験をしていろいろ廻りまわって今に至るのですが、ふと過去のことも考えてみたら、結局今は生きてるじゃん。って。

そうそうそう。そうなんですよね。
自分にとって 辛かったことを
ターニングポイントって言い切れるかどうかが難しいところです。

カビが気になりますか?
ではまたお立ち寄りください。

カビが生えても 拭けばまだ食べられる。
そんな乾物のようなブログを目指しますので。
2012.06.23 Sat l アル. URL l 編集

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