メールありがとうございます。

昨日は楽しかったです。
誘っていただいてありがとうございました。

「個室のある居酒屋で密談を」と言われたときに
冗談めいたお誘いであったにしても
決定的なことを聞かれるかもしれないという予感はありました。

というのも
前回 2人だけで食事をした日
何かを言いかけてはやめ また言いかけては言葉を飲み込むという私の様子に
気づかれたのではないでしょうか。

言いたいことがあるのに それを言ってはいけないと抑制する。
でも 私のことを知ってほしいと心の中で訴える。

言うに言えず どうすることもできず
ただ「察してください」と。

そんな様子を見て 私と同じ感じ方をする人なら
「ああ、あなたはこんな人なんだね」と言ってくれるだろう。

その言葉をもらえていたら
きっと私は 堰を切ったように話し出したと思います。

でも あの日はそうなりませんでした。

「私と同じだと思っていました。でも違っていた」

たしか私はこんなふうに言ったのだと覚えています。


「あれは何を言おうとしていたのか?」

あの日から数回 あなたは私に聞きました。

「密談」という名の飲み会に誘われて
私はいくつかの答えを用意しました。

私とあなたは 好みが似ているし
学生のときにたどってきた道も
まったく同じというわけではないけれども
共通する部分があるようです。

同じ。
同じとは?

地味に生きているように見えて
私には自分のことを皆に知ってほしいという欲がある。
自己顕示欲といったらいいのか。

たとえば ブログを書くこともその一つで
話題の種にしてほしいとか
憧憬の的でありたいとか。

そういうこと?

言おうとしていたのは
そういうことだったっけ?


あなたは 小さい嘘をついたと言いましたが
私の嘘はもっと大きくて 姑息でした。

謝らなければいけないのは 私のほうです。

あの日 私が言おうとしていたのは
こまごまとしたことも いくつかあったかもしれませんが
本流は一つ。

昨日 「あのとき何を言おうとしていたの?」と聞かれて
本流のほうを言うべきだったのに
私は こまごまとしたことのほうしか言いませんでした。

覚悟ができていませんでした。

この期に及んで まだ私はごまかそうとしていたのです。

そんな私の姑息な嘘も
すぐに あなたに吹き飛ばされてしまいました。

たたみかけるように 私に対する推測を並べられ

「はい、そうです。すべてあなたの言うとおり(好きになるのは女性)です」

もう おとなしく白状するしかありませんでした。

「このままではフェアじゃないから 私のことも話しますね」

そうして話し始めたあなたは とても格好よかった。

===

あなたにこのブログをお知らせします。

私のことをもっと知ってください。



昨日も言いましたが
私のカミングアウトの言葉は 2人分を背負っています。





(あの件はブログに載せないようにと釘を刺されたとき 同じだと再認識しましたよ)
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2015.06.06 Sat l 今日思うこと l コメント (12) l top

コメント

あぁ、アルさんの文章やはり好きです。
素敵です。
2015.06.07 Sun l まめ. URL l 編集
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2015.06.07 Sun l . l 編集
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2015.06.07 Sun l . l 編集
No title
誰なのよー!
2015.06.07 Sun l ヒロ. URL l 編集
動き出しました…!

動悸がとまりません。
2015.06.09 Tue l やい. URL l 編集
まめさんへ
ありがとうございます。
まめさんにそう言っていただけるなんて。

まめさんの書いた文章もぜひ読ませてほしいです。
2015.06.09 Tue l アル. URL l 編集
非公開Rさんへ
自分のことを話したいと思える相手は どこかに必ずいるものですね。
まさか、ここで!?と私も驚きましたが。
Rさんもきっと会えますよ。
2015.06.09 Tue l アル. URL l 編集
非公開Yさんへ
ごめんなさい。
わかりづらかったと反省しています。

2015.06.09 Tue l アル. URL l 編集
ヒロさんへ
ええーっと。
また次回にしますね。
2015.06.09 Tue l アル. URL l 編集
やいさんへ
動き出したら 止まらないものです。
自然の流れに従いましょう。
2015.06.09 Tue l アル. URL l 編集
とても、素敵な、あるいは心地よい…
こんにちは。
…私は、アルさんのブログっていうか、書いてるもの、好きですよ(^^)d
で、今回のを読んで、アルさんのまわりには素敵な人が多いな~と思いました。あるいは、率直に誠実に、心地よい…というか…(苦笑)
たぶん、アルさんもそうなんでしょう~2人分の告白は、そういうことだよね
2015.06.16 Tue l 蜻蛉. URL l 編集
Re: とても、素敵な、あるいは心地よい…(蜻蛉さんへ)
褒めすぎのような気がしますが・・・

でも、私やアル田の周りの人は 確かに素敵な人ばかりですよ。
フジタさんにしてもアサダさんにしても 本当に素敵な人ばかり。

あ、いかんいかん。
節操がない。
2015.06.18 Thu l アル. URL l 編集

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