上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
表面的には友だちであっても 私の気持ちは確実に
ミサトさんに向いていました。

ミサトさんに吸い込まれるかのように 私は一歩踏み出します。
でも その前にちょっとしたことがありました。

ある日 ミサトさんから 呼び止められました。
「今日の夜、あいてる?飲みに行こうよ」
「え?なんで?」
「フラれたから。今日は付き合ってよ」

居酒屋で ミサトさんから
ミサトさんの彼が 別の女の子に手を出したという話を聞きました。
「私、そういうのが許せないたちだから」
「それはそうだね」
「だからもういいねん。ああーフラれたフラれた」

フラれた、と言いつつ、すっきりしているように見えます。
なんでやろ?
人一倍プライドの高そうな人なのに・・・

2人きりで飲みに行くのは 実はこれが初めて。

私は無意味に
カッコよく見せようとして ぐいっとお酒を飲んでは 食道をじりじり焦がし
かわいく見せようとして 首を傾げてお箸でおでんをつまんでは
ポトっと 食べ物を落っことし すごく不自然な状態でした。

友だちなら ミサトさんの肩を叩いて
「そんなやつ、捨ててやったらええやん」と 言ってあげるんだろうけど
意識しすぎの私には言えず
ミサトさんもそれを期待している風ではないみたい。

ミサトさんは終始 笑いながら 私を見ていました。
あまり明るくない照明の下で そんな目で見られると
もしかして 「友だちとして」じゃなく
「別の感情」があるのかも、と思ってしまう。
相手は「女子を好きになる女子」では ないのにね。


これがきっかけとなり それから何度か 2人だけで飲みに行きました。
例の女子更衣室で 2人で飲もう、と誘われたのが 大学2年の秋。

さすがに 2人で焼きソバは作らなかったけれども
誰もいなくなった更衣室で お酒を飲み始める。
ミサトさんはもう 私に馴染んでいるから
アルコールに比例して 体の線が柔らかくなっている。
お互いに酔って いつの間にか ぼんやりと お互いを見ている。

「あの時は ホントに驚いたよね」

1年前に、友達が
「アルの好きな人はミサト。もう バレバレやんか」
と言い放ったことを ミサトさんは思い出したようだ。

「あの子ら、なんで急にあんなこと 言い出したんだろうね」

「私は 1年前から 本気だったよ」

ひょいと 口から出た。
あれ? 今、私、何て言った?
酔った頭で リピートしようとしても 追いつかず
さらに 次の言葉が出た。

「私は 1年前からずっと ミサトさんに本気だったよ」

目を丸くするっていう表現は きっとこういう時に使うのだろうな。
上半身を起こしてきたミサトさんの反応を見て こう思った。
酔いで温まっていた体が 急に冷えた。


次へ進む→ノンケ女子と始まる(2)
前へ戻る→暴露され その後

にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ


2011.12.07 Wed l 揺さぶられる日々 l コメント (0) トラックバック (0) l top

コメント

コメントの投稿












トラックバック

トラックバック URL
http://gozen1ji.blog.fc2.com/tb.php/16-79e3f395
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。