上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- -- l スポンサー広告 l top
きらめく瞬間がある。

その人に似合った センスのいい服。
彩られた唇や すっきりしたアイメイク。

普段は そういった化粧や服装に覆われている。
そういったまとうものが 徐々にその色を無くしていき
目に映らなくなったときに
その人の持つ「きらめき」が見える瞬間がある。

その瞬間 目の前の人の本質を見る。
涙が出そうになる。

===

HAKATAについて もう少し続きを。

仕事の都合で2日間 博多にいて
2日間とも 晩ご飯に付き合ってくれた友人。

彼女は ブログを通じて知り合いになったのだが
発する言葉がイケてる一方で とても真面目な人という印象がある。

もちろん ここでも言っておかなければならない。
博多には美人が多い。

そして 酒豪。
とにかく強い。

ビールをグラス半分くらい飲んだ私が
静かに酔っている頃
彼女は3杯のビールを飲み終えて 表情を変えていない。

私は 彼女がレズビアンなのかノンケなのか
よくわかっていないのだけれども
フェミニンな女性というのは間違いない。

博多行きが決まったとき
どうかな、と思いながらも彼女に連絡したら
「アルさん、おいしいお店に連れてってあげますよ」と快諾。

「なんでしたら、うちに泊まっていってください」とまで言われた。

そんなふうに言ってもらえたのが とても嬉しかった。


博多初日には まだ新しい立呑み屋と
私が食べたことの無い、とんこつラーメン屋に連れて行ってもらった。

hakata_001.jpg
【注文する都度 女将にお金を渡すのです】

hakata_002.jpg
【店内はこんな感じ】

hakata_003.jpg
【初とんこつラーメン】

ラーメンを食べた後 私が宿泊するホテルに荷物を置いて
彼女の家に向かった。

博多へ来る直前まで 本当に一夜の宿を借りるつもりでいたのだが
訳あって 急きょホテルを取った。

彼女の部屋に入ると
私のために用意してくれたであろう布団が目に付いた。

ドキッとし・・・
・・・たりはしなかった。

惚れっぽい私だけれども
彼女に対して その特技を発揮することはなく
もちろん彼女とて 私など眼中にないだろう。

彼女は私のブログを読んでくれていて
私も 彼女がどんな人と付き合ってきたのかという話は聞いている。
私と彼女の間で何かが起ころうはずもない。

だから こんな冗談も出る。

「アルさん、抱いてください!」

「ええっ!ム、ムリです、ムリです! 私、ニャンですし」

冗談とわかっていながらも かなり動揺する私。

「そうでしたね。笑」
「いや、それよりも ”抱いてください”じゃなくて ”抱かせろ”でしょ?」
「あははー、そうかー」

そうは言いながらも 抱いてはくれないことはわかっている。
だって 彼女が夢中になっている人のことを聞いているから。


その次の日は もつ鍋屋だった。
仕事で忙しいだろうに 友人が店を探して予約までしてくれた。
ありがたくて 涙が出そうになる。

だが 本当に涙が出そうになったのは もつ鍋を食べている最中だった。

そのもつ鍋屋。
京風白味噌を使うのがお店の特徴らしい。

hakata_004.jpg
【煮えるまで待つ】

以前 豪雨の中
テントのようなお店で もつ鍋をいただいたことがあるが
それとはまったく違う味付けで
こちらもまた美味しかった。

新幹線の発車時刻まで あまり時間がなかったが
わーわー言いながら たくさん食べた。

「いつから自分がレズビアンだと気づいたの?」とか
「今までで 一番好きになった彼女は?」とか
「ネコなのにタチのふり」とか
「2人が どう○○してるのか、聞きたいんでしょう?笑」とか。

私たちは あけっぴろげに喋っていた。

個室ではないから 隣の人の話がよく聞こえる。
ということは 私たちの話も隣の人に聞こえているはず。

その最中にも もつ鍋の具を
私の小鉢によそってくれる友人。

こんなに尽くしてくれて 抱いてくれるなんて(くれないけど)

もつ鍋をつつく箸がふと止まり 彼女が呟いた。

それを聞いた瞬間 私は涙が出そうになっている自分に気付いてびっくりした。

慌てて目を押さえたら 友人が
「何してるの、アルさん?」
と言った。


博多銘菓のおみやげまで持たせてもらい
新幹線の改札まで送ってもらった。

友人の親切が嬉しくて 思わず彼女の手を取った。
私たちはお互いに もつ鍋臭を漂わせながら抱擁した。

新幹線の車内で1人になると 急に眠気が襲ってきた。
眠りに落ちる前に 呟いた友人の言葉を思い出しておこう。

 好きになった人の幸せを願う。

彼女は そんな意味のことを呟いた。

人を好きになると 自分がいかにその人を好きで
どれくらい その人の言動で揺さぶられているのかを
考えてしまう。

自分が、私が、と自分だけの気持ちに埋没する。

「私は 好きになった相手が幸せになってくれたらいいなって思う」

もつ鍋を食べながら レズがどうとか言っていて
どういう脈絡でその言葉が出たのか思い出せないが
友人が呟いたとき
確かに私は彼女のきらめきを見た。

こんな素敵な人に 二晩を付き合ってもらったなんて。


フェミニンで 酒豪で 誠実な人。
博多の友人は そんな人です。

===

友人から
「針小棒大に書いてください」というリクエストをもらっていた。

でも 私は少しも大げさには書いていない。
ただ 言葉で表すことに とても苦労した。

「きらめく瞬間」なんて・・・

皆さん、感じてもらえましたか?


(そして いよいよ仙台のあの人について書く予定です)
にほんブログ村 恋愛ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ



2012.11.03 Sat l 今日思うこと l コメント (10) l top

コメント

No title
楽しい2日間だった様で、良かったですね!

しかし、アルさんの友人、良いオンナですね!
店の予約から始まって、料理はよそってくれるわ手土産付きやわ、終いには抱擁付き…!?

ひとの幸せを願える余裕があるひとって、なかなかいないと思います。
そんなひとに想われてるやつヤツの顔見てみたいですねー。


…おっと!
2012.11.04 Sun l つーちー. URL l 編集
「美しい ブログ」
「美しい」人を 「美しい」と、純粋に感じられるアルさんが「美しい」方なのでは、と思います・・・。
2012.11.04 Sun l ☆. URL l 編集
つーちーさんへ
そうですね。良いオンナですね。
それを本人に言ったら 照れるだろうけど。
良いオンナに想われている人の顔を、私も見てみたいです。
きっとその人も良いオンナに違いない。

私の周りには 良いオンナがたくさんいます。
目移りしてしまいますね・・

2012.11.04 Sun l アル. URL l 編集
Re: 「美しい ブログ」( ☆さんへ)
はじめまして・・
でよろしかったでしょうか?

コメントありがとうございます。
「美しい」とは心が美しいという前提でお話しますと
彼女の誠実さに打たれたわけなのですよ。
私はといえば 誠実よりも「腹黒」です。
2012.11.04 Sun l アル. URL l 編集
No title
このラーメンは一蘭ですよね?
写真見てたら食べたくなってきましたw
次に福岡お越しの際は是非誘ってください!
2012.11.04 Sun l ぽん. URL l 編集
アル文体
以前から、アルさんのお書きになる文の大ファンですが、
今回もアル文体が随所に散りばめられていて、
大変、美味しゅうございました。

真の美しさは、その生き方、心持ちから、
自然ににじみ出てくるものなんでしょうね。
次回も楽しみにしております。
2012.11.05 Mon l ♪ねこ♪. URL l 編集
針小棒大も過ぎますよ 笑
幸せを願えるぐらい好きになれる相手を見つけた私がいちばん幸せに違いありましぇん。

良いオンナもおとせないアルさん。
2日間楽しかったです。こちらこそありがとうございました。
あの布団を活用できる良いオンナにはおそらくなれませんので、今度会うときまでバストアップ体操しておきますね。
体で勝負したほうが早そうです。

次は絶品あなご寿司かテールスープ鍋に行きましょう!
2012.11.05 Mon l HAKATAの女. URL l 編集
ぽんさんへ
お久しぶりです。
ぽんさんのホームグラウンド、博多は素敵な街ですね!
おお、ラーメンの写真を見たらわかりますか?さすが!
おいしかったので また食べに行きたいです。

行けたらいいなぁー

2012.11.06 Tue l アル. URL l 編集
Re: アル文体(♪ねこ♪さんへ)
アル文体、随所にありましたか?
そこにはきっと もつ鍋の匂いも残っていたことでしょう。
随所に もつ鍋臭・・・

自然ににじみ出てくるもの。なるほど。
それが私の見た「きらめき」だったわけですね。
2012.11.06 Tue l アル. URL l 編集
HAKATAの女さんへ(等身大のあなたへ)
2日間ありがとうございました。
食べ物もおいしかったし なにより
あなたの幸せの おすそ分けをもらったような気分でした。
布団を活用できなかったのは残念です。笑

> 次は絶品あなご寿司かテールスープ鍋に行きましょう!

ぜひ!
今からその日を楽しみにしています。
ほんまにありがとう。

2012.11.06 Tue l アル. URL l 編集

コメントの投稿












上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。