いつもなら Nさんの話をすると
喜んでくれるフジタさんなのに
「そんなことをしたら Nさんががっかりするのでは?」と
私を咎めるような口調でした。

ショックのあまり 私は
これがフジタさんの真意なのだろうかと
何度もメールを読み返しました。

メールには やはりNさんへの思いやりが見て取れました。

反対に 私はNさんに対する誠意がなかったかもしれない。
いや、「かもしれない」じゃなくて
「誠意がなかった」と はっきり言える。

すべてはフジタさんの気を引くためだったもの。

ん? そうかな?
私、本当にNさんに対して 何の気持ちも持ってなかったかな・・?

自分の気持ちが 曖昧になってきました。


でも今は はっきり言えることがあって
それは
フジタさんの手にある天秤。

右にNさん。
左にアル田。

天秤は右に傾いている。

私よりも Nさんのほうが大事なんだ・・・

ムッとした私は
カタカタとメール文を作成しました。

「送信」ボタンを押す段になって
一瞬 ためらいました。


「フジタ様

そろそろ 気づいてもいい頃です。
私の真意に。

・・・・」

これ、フジタさんに読まれたら
さすがにマズいかも・・

逡巡するアル田。





結局。

アル田は「送信」ボタンを押しました。





(送っちゃったよ、アル田~ もう取り返しがつかんよ)
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2014.02.15 Sat l フジタの人事-仕事のできる女 l コメント (18) l top
「Nさんに こんなことで話しかけてみました!」

フジタさんの気を引きたいがために
得意げに こんなメールをフジタさんに送りつけたアル田。

でもすぐに それを後悔することになりました。

いつもなら 2,3日たっても全然返信をくれないフジタさんから
珍しく即時返信をもらいました。

返信の内容を細かに言うと
ショックのあまり アル田は寝込んでしまいますので
大まかに言ってみますが

要するに
「アル田さんがNさんに対して興味があって
話しかけるのならいいのですが、そうでないなら
Nさんがガッカリするのではないでしょうか?」


お・・怒られた!?

フジタさんの言葉はもちろん やんわりとだったけれども
なんとなく咎められているような気がしました。

だがそれも納得はできます。

職場の女性陣から
「アル田さん、Nさんはどうですか?」と勧められたときも
「えー? Nさん~?」
と まったく乗り気でない態度を 私が見せていたからです。

うーん・・・ でもなぁ~


フジタさんって やっぱり・・・
やっぱり私なんかより Nさんのほうがずっと大事?



(どんどん偏屈になっていくアル田です。こんなんでもまだ続きを聞きたいですか?)
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2014.02.14 Fri l フジタの人事-仕事のできる女 l コメント (8) l top
何かが喉に引っかかったままだったような気がしていた。

そうそう。
フジタさんがらみのことは すべて書き切った、と思いこんでいた。

そうそう。
読者の皆さんを置いてけぼりにしていた件があったっけ。

過去にこんな記事を書いていた。

 →『連絡ください』(2013.10.02 Wed 記事)

きっと これを読んだ方は
「なんなんだ、これ?」と思ったことだろう。

まさしく文面どおりで アル田がフジタさんに向けて放った言葉。
アル田の心の叫び。

悩みに悩んで アル田が解き放った言葉の
その前後を説明しなくてはならない。

===

フジタさん。

このブログに気づいているなら
どうか連絡ください。

この言葉を ブログに公開した翌日。

朝 職場でメールチェックをしていたら
本当に フジタさんから連絡がありました。

連絡?かどうか不明ですが
とにかくフジタさんからのメールです。

スパムメールでもないのに
このメールを開けてはいけないような
クリックしてはいけないような気がしました。

もしメールを開けてみて
「アル田さん、実は前からブログに気づいてたんです」
と書かれていたら・・・

ぎゃっ!

急いで『フジタの人事』カテゴリを削除せねば・・・!

まず メールを開く前に
私は フジタフォルダ(フジタさんからのメールをまとめたフォルダ)を確認し
ここまでの経緯をおさらいしました。


そう。
事の発端はNさんです。
(Nさん・・・職場にいる男性)

フジタさんが あまりにNさんに執着するものだから
アル田、ちょっと嫉妬気味。

せっかくフジタさんと2人きりで
コーヒーを飲みに行く機会があっても
Nさんにまつわる話に終始する。

私はもっとフジタさんのことを知りたいのに。
フジタさんには 私のことをもっと知ってほしいのに。

でも フジタさんに楽しんでもらいたいがために
自ら進んでNさんネタを展開していました。


あの日は そう・・
フジタさんとのメールのやり取り。
やり取りと言っても 2,3日は間が空きながらだけど。

「Nさんに こんなことで話しかけてみました!」

私は得意げになって フジタさんにメールで報告しました。

そのメールに対し 珍しくフジタさんからすぐに返信がありました。

その内容は 予想していなかったものでした。




(どうやらアル田も欲求不満のよう)
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2014.02.11 Tue l フジタの人事-仕事のできる女 l コメント (6) l top